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水銀条約など、新たなニーズに対応 3社からLED照明の新製品発表

 

アイリスオーヤマ(宮城県仙台市)、パナソニック(大阪府門真市)、プライム・スター(東京都港区)は5月16日、それぞれ手がけている新しいLED照明シリーズに関する製品動向を発表した。

水銀汚染防止法の代替需要を狙う

 

アイリスオーヤマは、工場、倉庫向けの「高天井用LED照明HX-Rシリーズ」を本年7月より発売する。

同シリーズは、2020年12月31日以降「水銀汚染防止法」により一般照明用の高圧水銀ランプの製造及び輸出入が水銀含有量に関わらず禁止されることを受け、高圧水銀ランプが普及している工場や倉庫の代替需要を狙うもの。

同社の発表によれば、本シリーズは軽量設計(2.2kg)かつ、195.3lm/Wと高効率(同社調べ)であり、一般的な水銀灯と比較して消費電力を最大81%削減することができるとしている。

またこれにより、電気代を削減できるため、設置から約1.8年で初期投資を回収できるとしている。
(2017年5月26日は、環境ビジネスニュースより転載します)